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シンドラーに学ぶ、「経営者ってこんなことも出来るんだ」という事

政治家には政治家のやり方があり、軍人には軍人のやり方があり、商人には商人のやり方があり、

私は商人を選んだので「商人のやり方」という事が一番好きです。

スピルバーグの「シンドラーのリスト」を見ると「商人には商人のやり方がある!」という面で非常に商人として元気づけられる映画です。

Shindora

簡単にあらすじを書きます。

映画をご覧になってない方であらすじを見たくない方はご遠慮ください。








<あらすじ>--------------------

39年、ポーランド南部の都市クラクフにドイツ軍が侵攻した。ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーは、一旗揚げようとこの街にやって来た。彼は金にものを言わせて巧みに軍の幹部たちに取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。

ユダヤ人会計士のイツァーク・シュテルン(ベン・キングズレイ)をパートナーに選んだシンドラーは、軍用ホーロー容器の事業を始める。

41年3月、ユダヤ人たちは壁に囲まれたゲットー(居住区)に住むことを義務づけられる。シュテルンの活躍で、ゲットーのユダヤ人たちが無償の労働力として、シンドラーの工場に続々と集められた。

事業はたちまち軌道に乗り、シンドラーはシュテルンに心から感謝したが、彼の差し出すグラスにシュテルンは決して口をつけようとしなかった。シンドラーはドイツ人の愛人イングリートをはじめ、女性関係は盛んな男だった。

別居中の妻エミーリェ(キャロライン・グッドール)は、そんな奔放な夫の生活を目撃し、彼の元を去った。43年2月、ゲットーが解体され、ユダヤ人たちはプワシュフ収容所に送られることになった。ゲットーが閉鎖される当日、イングリートを連れて馬を走らせていたシンドラーは、小高い丘からその様子を目撃した。

親衛隊員たちは住民を家畜のように追い立て、抵抗する者、隠れようとする者、病人など、罪もない人々を次々に虐殺していった。その悲惨な光景の中、シンドラーの目に赤いコートを着た少女が隠れるところが映る。(このコートの赤はパート・カラーで示される)収容所に着任したアーモン・ゲート少尉(レイフ・ファインズ)は所内を見下ろす邸宅で、酒と女に溺れる生活を送る一方、何の感動もなく無造作に囚人たちを射殺していた。

シンドラーは地獄図に耐えかねて、生産効率の向上という名目でユダヤ人労働者を譲り受け、私設収容所を作ることを許可してもらう。シンドラーは、ゲートのメイドとして働くヘレン(エンベス・デイヴィッツ)にも希望を与える。44年、敗色濃いドイツ軍は、ユダヤ人をアウシュヴィッツをはじめとする死のキャンプに送り込みはじめた。

シンドラーはチェコに工場を移すという理由で、ユダヤ人労働者を要求する。急ぎリストアップされたのは1200人。途中、女性囚人がアウシュヴィッツへ移送されたが、シンドラーは役人にワイロを渡し、彼女たちを救い出す。

彼の工場は武器弾薬の製造にも、徹底して不良品を作ることで抵抗する。やがて45年、ドイツ無条件降伏。ユダヤ人は開放された。

ユダヤ人たちの感謝の念と涙に見送られながら、″戦犯″であるシンドラーは彼らに別れを告げた。

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ユダヤ人を虐殺から救うために彼がとった手段が、まさに「商人のやり方」です。

偽善者ぶって声高にユダヤ人迫害反対を唱えたりはしません。

表向きはずっとナチの党員のままで、自分の儲けの事しか頭になく(実際にそれだけの時もある。)人件費が安い、熟練工であるという理由でユダヤ人を自分の工場で働かせ続け、命を守ってあげます。

軍部には人脈を使ったりワイロを送ったり享楽的な生活で仲良くして、工場で作る製品も最初は軍ご用達の鍋などのほうろう製品でしたが、最後は軍用兵器を作るという、軍にもメリットがある方法でなんとか許可を得て工場に手をださせないようにしている。

シンドラーのリストに載った女の子が手違いでアウシュビッツに送られてそのまま連れ去られそうになりますが、シンドラーがそれを阻止して、「この子供の小さな指が銃口の内側を磨くんだ、大人の指では届かないんだ。だからこの子は工場の熟練工なんだ!」と訴えて軍部から少女を取り返します。

でも基本的にはナチのやり方に反対なので、軍需工場でありながら不具合品ばかり作って結局武器を納品はしませんでした。

この不具合品連発という暗黙の抵抗も商人的だと思います。

シンドラーはシュテルンという優秀なユダヤ人の会計士を右腕にして、ほうろう工場の時代は巨万の富を得ますが、結局1200人のユダヤ人の命を守るための工場の維持や食費や軍部へのわいろなどで全財産を失ってしまいます。

でも元々シンドラー自身は経営の才覚があるというタイプではく、戦後は何度かの事業に失敗し、年の半分は自分が命を救ったユダヤ人の世話になる生活だったようなので、これはこれでよかったのかも知れません。

商人が政治に口を出すのは良くないと言われますが、会社を経営する事、財力と人脈を持つという事は、時には政治家や軍隊がなしえないような力を持つ事でもあります。

そういう事を考えると、自分は末席ながらも、困難も多いこの職業を選んで本当によかったと思います。

イーコレYahooストアイーコレ楽天市場 店長 大崎 知美

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