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気になります、悠香お茶石鹸「茶のしずく」裁判の行方・・・。

最近のニュースでのマイ関心事。

悠香のお茶石鹸「茶のしずく」で小麦アレルギーを発症した方たちの集団訴訟とその行方・・・。

何故気になるかというと、会社を運営していて、自社製品を作る時に自分たちがこのような
事例の発生を100%予防できるかどうかというと、難しいなぁと思う面もある事から、PL法ではいったいどこまでの製造者責任が生じるのかに興味があります。

最も私にとって関心がある部分は、

悠香:販売会社
フェニックス:石鹸を作った会社
片山化学工業研究所:石鹸に含まれる小麦アレルギーの発症を誘発したとされる
          加水分解コムギ「グルパール19S」を製造した会社

の3社が訴えられており、結局3社のうちどの会社が一番責任を負わされるのか、その配分であります。

ここで出る判例は、どのような結果にしても今後企業として非常に参考になる事例だと思います。

なかなかニュースを見るだけでは、何故このような事が起きてしまったのか解りにくいと思いますので自分なりにいろんなサイトで得た少しずつの情報をつなぎ合わせてまとめてみました。

自分なりの理解でまとめたので情報のずれがありましたらご容赦ください。

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■悠香のお茶石鹸「茶のしずく」の集団訴訟

福岡の通販会社、悠香のお茶石鹸「茶のしずく」の旧製品(2010年12月まで
販売されていたもの)に小麦アレルギーの発症を誘発する加水分解コムギ
(グルパール19S)が含まれていたために、

「茶のしずく」を購入した約466万人のうち、わかっているだけで1786人
が小麦アレルギーの被害者となった。(この確率は0.04%で、1万人に4人)

加水分解コムギについては、化粧品に一般的に使われている成分で、
これを作っているメーカーも複数あり。

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ではなぜ「茶のしずく」に限りこの問題が起きたかというと、加水分解コムギの分子量が多かったからだそうです。

茶のしずく特有のモコッとした泡立ちは加水分解コムギが多めに配合されているためで、

さらに洗顔用の石鹸であったことから目や鼻の穴などの粘膜に触れるのでそこから体内に吸収され、

0.04%の確率で小麦アレルギーを発症した被害者の方は、小麦が体内に入ると拒絶反応を引き起こす体質になってしまい、全身がかゆくなったり、ひどい人は顔がボコボコになったりするので、うどんや麺などの小麦製品が食べられなくなった。

、という事で被害者の方には日常生活に大変な支障が生じておられます。

発症までの期間は様々で茶のしずくを使い始めて1か月ほどの方もいれば5年ほど使っていてかなり経ってから発症した方もいらっしゃいます。

被害者の方からしたら「茶のしずく」さえ使わなければ、と憤りを感じられるのは当然の感情です。

ただ訴訟という点から考えると、

一時、「製品を引き渡した時点で、「当時の科学・技術の知見から認識できないことによる製品の欠陥は、免責される」

ということもあります。この免責も当然守られるべきだと思います。

以前「サッカリン」という人工甘味料が発がん性があると問題視されましたが、それ以前は戦後砂糖が不足している時期には一般的に広く使われている甘味料でした。

(サッカリンはその後の研究で実は発がん性がないとされ、発がん性物質リストからは削除されています。)

じゃあ、サッカリンを使ってお菓子を作っていたメーカーは、その後このメーカーお菓子を食べてガンになった患者に補償をしなければならないかと言うと、製造段階において発がん性があると解らなかったらそれは免責されるだろうと思います。

この点がかなり争点になりそうな気がします。

それから、メーカーに恐らく全く悪意がなかったであろうという点。

昔問題になりましたけど、賞味期限の改ざんとか、あるいは豚肉が混ざっているのに「牛肉100%」って書くとか、産地を偽る、水道代がもったいないので雨水で肉を解凍するとか、

それがいけない事だと充分解っていて利益追求のためにやった場合と、

そのような副作用が0.04%の消費者に発生するかも知れないとは全く予測が出来ない状態で、試行錯誤の末に作った製品

とはまた裁判上での扱いが違うように思います。

要するに、「0.04%の消費者にアレルギーが発生するかも知れない」と知っていたけど石鹸の泡のモワッと感を出したくて、あえて加水分解コムギをたっぷり入れていれば、悪意があるし、

でも、「0.04%の消費者に発生するかも知れない」と予測できていたら訴えられた3社ともその製法を使わなかったと思うのです。

これは無知なら何でも許されるとかじゃなくて、研究論文とか一般的に公開されている情報であれば、メーカーとしてきちんと調べて知っているべきなので、製造段階でそこまでの明確な情報が、もしメーカーがちゃんと調べてたらわかる状態であったかどうかという事。

ここの線引きはとても難しいですね。

なので、過失はあるかも知れませんが、じゃあ、明確な情報は事前にあったのか、

これから裁判で争っていく事になるのだと思いますが、非常に気になります。

訴えられた3社が仮に免責された場合、今度は風評被害とか名誉棄損とか逆告訴するんでしょうかね。

イーコレ 大崎

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