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不思議な商習慣にも理由がある

自分で会社を始めるまで、主に北米と北米人相手の仕事をしていたので、
会社を始めて初期の頃、戸惑った商習慣がありました。

それは、卸販売などで納品後、月末の銀行振り込みなのはよいが、
「振込手数料を差し引いて払う取引先様がいた事」

アメリカの会社で働いていた時は、どんな常連さんでもどんな大口の注文でも
卸販売でも、商品を渡す際に現金払いか、前払い、そうでない場合はクレジットカード
でやっていたので、

まず日本は掛け払いが非常に浸透していることにまず違和感。

自分が仕入れる時はいいですが、売る側だととっくに商品はお渡ししているのに
回収まで長いなぁ、と思います。

でも売掛の習慣については解る。

しかし、すごく初期のころにこんな事がありました。

月末に売掛金がようやく支払われてきて請求金額と一致するか確認したら少し少ない。

おかしいなぁ・・・。なんかあったっけ?

差額は630円不足。

なんだこりゃと思いながら、そのお取引先にお電話。

そしたら

「あ~、それは、振込手数料を差し引いてお支払いしました。」と一言。

「えっ?Why(なんでそんなケチいことする)!!!!???」

自分が仕入れたのは自社の責任、ならばそれに付随して発生する費用や振込手数料も
当然買う側の費用負担である。

というのが私の考え方です。

しかも請求書にちゃんと振込手数料お客様負担って書いてるし。

わずか数百円とはいえ、値段交渉の末に値引きしたものならすっきりするが、
相手が当然負担するべき費用を勝手に差し引かれる事にはどうも納得が行きません。

ああ、ホントにこんな後味の悪い事するなら正々堂々と商品代金を値切って欲しい。

私の不満は、自社の費用と他社の費用の区別もなくこちらが買ってもらう側だから
少々の理不尽も目をつぶれと言われているようなそういう納得のいかなさ。

昔ながらの小売業がメーカーや問屋に公私混同の要求をしているのと同じとしか
思えませんでした。

そしてこのお取引先様と数か月にわたる振込手数料バトルが始まりました。

こちらは振込手数料を差し引かれた翌月の請求書に、振込手数料を加算して
請求書を作ります。

相手方は、その請求書から振込手数料を差し引いて支払います。
しかし請求書の額面-振込手数料なので、こちらが加算した前月の振込手数料は払った
ことになる。

この不毛なやりとりを数か月やったことがあります。

今は全てのお取引先様に振込手数料はご負担いただいております。
ありがたいことです。

しばらくして、おじいさんの代から数十年続いているような老舗会社の方に
私としては振込手数料差し引かれることが大変理不尽だと思うという話をしたら、

昔々、営業マンが御用聞きだったころ、商品を納める側の人間が毎月集金に
行っていた。

しかし時代が変わって銀行振り込みがメジャーになったときに、

「本来お宅の従業員が集金に来ないといけないところを、わざわざ銀行から
振り込んでやっているんだから、集金に来なくて良くなった分、
振込手数料はそっちが負担してよね。」

という考え方のもとに、振込手数料は差し引きますよという商習慣が
存在し、今もエリアや業界によっては現存するという。

なるほど、それなら多少わかる。

イーコレYahooストアイーコレ楽天市場 店長 一ノ瀬 知美

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